何を軸に自分の人生を
選択すればいいのか
目の前に起きる
現実はすべて選択の積み重ね
今の仕事だったり、生活をどのように感じているでしょうか?
人によっては、何かうまくいかないな…、この先どうしようかな…など
不安や迷いを抱えている人もいるのではないでしょうか?
不安や迷いを抱えている人は、ネットでその解決策を探す人もいますし、別の仕事を探す人もいるかもしれません。
でも、最終的にどうすればいいのか分からない、一歩踏み出せない人が多い世の中だなと感じます。
じゃあ、この先に人生の選択に迫られた時に、何を基準に選択をしていけばいいのか?
今回は、その選択をする上で大切なことをお伝えしていきます。
情報過多の時代
現代社会はネットやSNSが普及して、情報があふれかえっています。
何が真実で、何が間違っているのか?情報が多いからこそ、情報を発信している人の信頼度が試されてくるわけです。
実は、現代の情報量というのは、江戸時代の1年分、平安時代の一生分とも言われています。
その情報量の中で、脳は自分に合った情報を無意識的に取り入れているのです。
ただし、その取り入れた情報が自分に本当に必要かどうかはまた別の話になります。
なぜかというと、その取り入れた情報というのは、あなたがあなた自身のことをどう思っているのかに依存するからです。
例えば、自分には能力がないから何か資格とかを身につけなければ、認めてもらえないと感じて、スキル習得の広告ばかりが目に入って、そのスキル習得のための勉強会に参加をしてまうとしましょう。ただし、自分には能力がないと思っているので、そこで勉強したとしてもまだ足りないと、もっと足りないものを補おうとして、能力がないことをさらに強化してしまいます。
その結果、資格やスキルばかり身につけて、まるで防具や武器をいっぱい身にまとって、それが重荷になって身動きが取れないということになります。
この例えから分かるように、得てして脳が自分にとって必要だと思っていたことであっても、実はそれが役に立たないこともあるということです。
だからこそ、あなたの中の選択基準を明確にする必要があります。
何が選択基準になり得るのか?
選択基準として、本当にあなたの人生にとって必要なことなのかを慎重に考える必要があります。
そして、人生にとって必要なことを見極めるためには、あなた自身のことを深く理解する必要があります。
時には、過去の出来事にさかのぼって、自分の人生に与えられた役割は何なんだろうか?と自問自答することも必要になってきます。自分のことを知らない人や自分の内面から目を背けている人ほど、外側の情報に惑わされやすいのです。
それほどに、自分のことを見つめる機会はすごく重要です。
間違った選択の基準
まず、一番してほしくない選択の基準は主に2つあります。
- ないものねだり
- 何かを避けるため
ないものねだりに関しては、自分にとって「ない」と思っているものを手に入れようとしても、あなたの無意識の部分で自分の「ない」ことが強化されて、自信を無くしてしまいます。
例えば、自分には能力がないと思っている人が、能力を身につけるために、資格を取ったりするケースは、資格を取ったとしても、満足できずに自分はまだ足りない。もっと力をつけなくては…と自信をつけたくても、自信を持てなくなってしまいます。
そして、何かを避けるための選択も同様に、脳の苦痛系と言われる自分を苦しめる思考パターンになってしまうのです。
例えば、貧乏にはなりたくないから、仕事をいくつも掛け持ちで行っている…などです。
これでは、どれだけお金を稼いだとしても、もっとお金を稼がないと何かあったら大変だ…と常に恐れと不安と戦うことになってしまいます。
この2つの選択基準ではあなたにとっての幸せな「正解」となる選択ができません。
結局のところ大事なのは
自分のことを知ること
世の中の情報の中で、何を取り入れたらいいのか分からない。
不透明な世の中に感じるのは、あなた自身が不透明なのかもしれません。
あなたという人間がどういう価値観をもっていて、人生をどんな目的で過ごしているのか、自分の光の部分と影の部分をどれだけ知って、自分のことを愛することができているのか?
これらのことが分からなければ、情報を持っている人に依存して、自分の選択に自信を持てなくなってしまいます。
目的を明確にすることで
基準も明確になる
生きる目的を明確にしよう!
ここで本題です。
生きる目的を明確にすることで、人生の指針となるコンパスが出来上がります。
その人生の目的に沿った選択をすることによって、その選択がイキイキと輝きを放ちます。
あなたのネガティブな経験を深掘りする
もし、あなたが現状に満足していないけど、環境を変えたりすることに不安や恐怖を感じている場合、人生に停滞している感覚があるかもしれません。
前進できない理由が、潜在的に過去にあったネガティブな経験をネガティブなまま放置していることによって、その経験が行動して変化をしていくことを足止めしている可能性が高いです。
ここであなたに質問です。
18歳以前の経験で、ネガティブな感情になった出来事を3~5つ引き出してください
ネガティブな経験に秘められた価値を知る
コインに表と裏があるように、人間に表と裏の顔があるように、その経験にもネガティブな面もあれば、ポジティブな面があります。
質問です。
そのネガティブな経験にどんなポジティブな側面がありますか?
そのポジティブな側面が分かると、ネガティブな経験も捨てたもんじゃなかったなと思えるかもしれません。
ポジティブ思考は表面的に言葉だけポジティブに変換をしても、効果がありません。
ネガティブな側面も受け入れて、その上でポジティブな側面を見出して、その両面が自分の経験としてどんな価値があったのかを再解釈するのです。
ネガティブな経験からあなたに
どんな役割があるのか?
そしてそのネガティブ・ポジティブの両面が分かったら、その経験そのものが教えてくれる人生の役割を明らかにしていきます。
質問です。
ポジティブな側面が分かったら、そのネガティブな経験から、あなたが人生における役割は何でしょうか?
役割を果たすBe-Do-Haveモデル
あなたが手に入れたいものを先に描くのでは、料理を何にするかを決めずにスーパーに行くようなものです。
それでは、何を買うかを迷ってしまいます。
なので、重要なのは、まずは料理を決めて、それに必要な材料を集めるために行動し、そして材料を選定するのです。
カレーを作るのに、めっちゃおいしいものを作りたいってなったら、玉ねぎやニンジンの選ぶ基準も変わってくると思います。
それくらい選ぶ前に、明確な自分像を描き、その自分を創り上げるために行動をして、結果として手に入るモノがあるのです。カレーでもチキンカレーにするのか、シーフードカレーにするのか種類によって、選ぶ食材も変わります。それくらい、完成形をイメージすることがすごく重要です。
Be-あり方
あなたの人生における役割を果たすためには、どんなあなた自身でいますか?
ここで使わないで欲しいのは、「~しないといけない」「~なるべきだ」といった言葉を使うと、「義務」になってしまうので、役割を果たすための無理な自分像で苦痛を感じてしまいます。
あなたの思う理想像〈=本来のあなたの自分像〉を「(どんな自分)でいる」のかを考えてみてください。
Do-行動
Beの自分像になるためにどんな行動をしますか?
行動ベースでも、義務につながる言葉を使わないようにしてください。
あなたが本当の自分自身でいるために、どんな行動をするでしょうか?
Have-結果として手に入るモノ・コト
最終的にあなたは何を手にしていますか?
最後は、結果として手に入るモノです。
手に入れたいものから先に考えてしまうと、自分にはないものを選択しがちです。
自分という人間が分かって、自分の人生と向き合った時に、自分の役割に沿った選択をしていけばいいのです。
自分で人生を切り開くには
『自己決定力』を磨け!
一度きりの人生を自分の理想の生き方をしたいのであれば、自己決定力を磨くべし!
人生の選択権を他人に委ねずに、自分で選択して目の前に起こることすべてが自分で選択したのだと責任を持つことが、不透明な世の中でも自分の軸を定めて生きていく秘訣になります。
広告や影響力の高い人は、得てして正しい情報を発信しているのだろうか?
その選択を鵜吞みにするのも、疑いの目で見るのも自由です。
自分の人生にとってその情報が重要事項なのであれば、その選択をまず自分で『正解』にしてみてください。
それには必ず行動が伴わなければ、現実は変わっていきません。そして、未来も変わっていきません。
現実を変えるのは、自分という人間を明確に知り、そして、自分の役割を全うできる存在であるために、どう行動して、結果として何を得ることができるのか?
時間は未来から今に流れているのです。過去は変えることができませんが、過去の出来事に価値を見出すことができます。
それが、可能性を解放する力を発揮するほどの大きな価値があります。その闇に光を灯せば、あなたにしか出せない魅力が生まれて、唯一無二の存在になれるのです。
だからこそ、人には、どんなことがあったとしても、それを受け止めて、前に進みだすことができる。どんな未来も作り出すことができるくらいに無限の可能性をあなたも持っているのです。
後は、その活かし方を知って、自分という人間を愛して行動に移していくだけです。
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自分の人生をこのままではダメだと危機感を抱いている人はいませんでしょうか?
自分だけでは解決できないこともあるかもしれません。
今回ここで挙げた数種類のワークも少ないながらもすごく重要な質問です。
それに答えて自分の中で腹落ちするほどの納得感を得られたら最高です。
ただし、なかなか自分だけで納得のいく「正解」を導き出すのは難しいです。
今まで、自分のことを押し殺して生きてきた人にとっては特に…
だからこそ、自分の選択に自信を持てるように、自分を見つめ直してみませんか?
人間は関わった人で人生が変わっていきます。
だからこそ、周りの人に頼るよりも専門家に頼るのが一番です。
当院は、完全予約制でZOOMでの面談もしくは、当院にお越しいただいて、直接面談を受けるかどちらでも可能です。
事前にお悩みの確認シートをラインにて送信しますので、そちらに回答の後に日程調整をしていきます。